自閉症スペクトラム/ASD小学校学習発表会の様子

これを読んでわかること

ASDの子供の初めての学習発表会の様子を書いています。

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自閉症スペクトラムの学習発表会練習期間の様子

ASDっ子の息子は得意なことと苦手なことがはっきりとしています。

中でも台詞を覚えるのが得意でみんなのセリフを覚えています。
幼稚園卒園式では途中で台詞を忘れて止まってしまった子の台詞をぼそっと言ってアシストしたこともあります。
練習はなんなくこなしていたようでしたが、学校からの連絡帳では舞台袖へ行くと舞台で言った声より大きな声量でお友達を応援してしまい本番は静かに見守るように言われていました。


今回は台詞が多く、踊りもあり練習は難しい?と聞くと何も答えないので私は内心ひやひやです。

自閉症スペクトラム/ASDっ子が発表会で困ったこと

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自閉症スペクトラムはこだわりが強いことが特徴です。

息子は服装に関して同じ色の服しか着たがりません。
これが私たちの最大の不安なことで、幼稚園の運動会は体操服が苦手で出場できませんでした。

今回学習発表会に必要な衣装はいつもの色ではなく普段絶対着ないブラウン。

それも上下用意をするように言われ慌てて購入しました。

届いてすぐに「これが発表会で着る服だよ」と言い本人も納得した様子。

よし!衣装はクリアした。
次は舞台袖で大きな声を出さないだけ。

ASDっ子の発表会当日

発表会当日は普段の格好で登校なので難なくクリアしました。
ランドセルの中も軽いし機嫌良く登校しました。

会場へ入りブザーがなり、わが子の出番です。

ゆっくり子供達が歩いてきた中で、手を天井高く掲げて歩いている子供がいました。

そうです、あれはまさしくうちの子です。
ここにいるよと合図していると思うほど目立っています。

クスッと笑ってしまいましたが整列しているだけまだましか。

いくつもある台詞を難なくこなし、終始笑顔でリズミカルな踊りがとても可愛かったです。
舞台袖にひっこんでも大声を出さずに終わったのでわたしたち家族は一安心しました。

帰ってきたらみんなで褒めまくり息子はずっと笑顔でした。

ご飯を食べたら昼寝など全くしない息子が爆睡したので相当疲れた様子でした。
全力を出し切ったね。
お疲れ様です。

最後に

小学校に通うようになり、息子はますます成長した様子をみせてくれました。
今、何をしなきゃいけないのか、周りの様子を伺いながら一生懸命適応している姿に家族みんなが褒めています。
わが家ではできたことが増えたらドクエのレベルアップの曲を私や夫が口ずさみます。
そうすると自分がランクアップした感じがしてみんな笑顔になります。
何でもいいのです。今までできなかったことができたらレベルアップです。







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