ママ銀行に預けてる預金はいくら金利がついていますか?
実は、銀行選びで、もらえる金利が大きく変わるんです。昔は、どの銀行でも同じくらいの金利でしたが、今は「高金利の銀行」と「低金利の銀行」の差が、大きくなってきてるんですよ。
でも、銀行選びを工夫すれば、普通預金の金利を何倍にも上げることができるんです。さらに、投資と銀行を連携させれば、もっと効率的に家計を工夫できます。
この記事では、実際にネット銀行を使ってる経験をもとに、「最新の高金利銀行」と「銀行金利を上げるコツ」について、わかりやすく説明していきます。
普通預金の金利は、銀行によって大きく違う
まず、びっくりする事実から。
同じ「普通預金」でも、銀行によって金利が10倍以上違う場合があります。
例えば:
- メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行など):約0.20%
- 大手ネット銀行:0.41%~0.44%
- 新しい高金利銀行:最大2.0%(PayPay銀行 条件付き)
「え、2.0%?」って思いますよね。これが、銀行選びの工夫で実現できる現実なんです。
なぜ、銀行によって金利が違うの?
理由は、銀行の「経営戦略」です。
メガバンクは、預金者からの低金利の預金を、企業や住宅ローンの融資に回して、その金利差で利益を得てます。だから、預金者への金利は低いままなわけです。
一方、新しいネット銀行やベンチャー企業系の銀行は「預金者を集めるために、金利を高くする」という戦略を取ってます。だから、どんどん金利が上がってきてるんですよ。
2025年の高金利銀行をチェック
最近、各銀行の普通預金金利が上がってきてます。どこが高いのか、見てみましょう。
高金利グループ:
- 新興系銀行の中には、最大で2%程度の金利を提供してるところもある
- ネット銀行大手も、0.4%~0.5%程度の金利を提供
- 地方銀行のスマホ支店も、0.5%程度の高金利
中程度の金利グループ:
- 大手ネット銀行の一部:0.3%~0.4%
- 条件付き優遇金利がある銀行:0.25%程度
低金利グループ:
- メガバンク:0.20%程度
- 地方の小さな銀行:0.20%以下
正直、メガバンクを使ってる理由がなくなってきてますね。
条件付き優遇金利に注意!
ここで、重要なポイント。
最近の高金利銀行の中には「条件付き優遇金利」というのがあります。
例えば:
- 「給与振込を指定したら、金利がアップ」
- 「投資信託を買ったら、金利がアップ」
- 「クレジットカード利用で、金利がアップ」
つまり、「何もしなかったら低い金利」「条件を満たしたら高い金利」ってわけです。
これって、「実際に高い金利がもらえるの?」って疑問が出てきますよね。確認が重要です。
楽天銀行と住信SBIネット銀行の比較
実際に使ってる2つのネット銀行を、改めて比較してみます。
| 項目 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 |
|---|---|---|
| 基本金利 | 0.44%(条件あり) | 0.41% |
| 投資連携 | あり(マネーブリッジ) | あり |
| 使いやすさ | シンプル | 複雑さ少々 |
| ポイント還元 | あり | なし |
| 手数料 | 安い | 安い |
どちらを選んでも、メガバンクより金利は圧倒的に高いです。
マネーブリッジで金利を上げるコツ
ここが、めっちゃ重要です。
「マネーブリッジ」って、銀行と証券会社を連携させることです。
連携させると、普通預金の金利が上がるんです。
マネーブリッジのメリット:
- 普通預金の金利がアップする
- 株取引をするときに、銀行口座から自動的にお金が移動する
- 手数料が不要
- 余裕資金が「眠る」状態を減らせる
投資をしてる人なら、マネーブリッジは必須です。
投資と銀行の連携で家計を工夫する
株取引をしてる人は、特に銀行選びが大事です。
例えば、こんな使い方:
- ネット銀行に「生活資金」と「投資用の余裕資金」を分けて預ける
- マネーブリッジで、銀行と証券口座を連携
- 普通預金の金利がアップ
- 投資資金が必要なときは、銀行から証券口座に自動移動
こうすることで「銀行に眠ってるお金にも金利がつく」し「いつでも投資に回せる」って状態が作れるわけです。
高金利の銀行を選ぶ方法
では、実際に高金利の銀行を選ぶには、何をチェックすればいい?
ポイント1:基本の普通預金金利をチェック まずは、銀行のサイトで「普通預金金利」を確認します。0.3%以上なら、まあまあ高いです。
ポイント2:条件をしっかりチェック 「給与振込が必須」「最低限の資産が必要」みたいな条件がないか、しっかり確認します。
ポイント3:投資との連携をチェック 株取引や投資信託をしてるなら、証券会社との連携があるか確認します。
ポイント4:手数料をチェック ATM手数料、送金手数料、口座管理料など、見えない費用がないか確認します。
ポイント5:キャンペーンをチェック 新規申し込みで「〇カ月間、金利が2倍」みたいなキャンペーンがないか確認します。
主婦が銀行を選ぶときの工夫
家計管理をする主婦なら、こんなポイントに注意。
工夫1:複数の銀行を使い分ける
「給料が入る銀行」「投資用の銀行」「普段使い用の銀行」みたいに分けると、家計管理がラクになります。
また、各銀行のキャンペーン期間を利用して、一時的に乗り換えるのもアリです。
住信SBI銀行だと目的別口座がある
目的に
工夫2:投資をしてるなら、連携を活用する
株取引や投資信託をしてるなら、証券会社と連携してる銀行を選ぶと、金利が上がるし、管理もラクです。
工夫3:ポイント還元も考える
銀行選びで「金利」だけじゃなく、「ポイント還元」も考えると、トータルで得できる場合もあります。
工夫4:定期的に見直す
銀行の金利って、頻繁に変わります。3ヶ月に1回くらい確認して、「今、どこの銀行が一番高いか」チェックするといいですよ。
実際の数字で比較してみる
「でも、金利って結局いくら違うの?」って疑問ですよね。実際に計算してみます。
100万円を1年間預金した場合:
- メガバンク(0.20%):2,000円
- ネット銀行普通(0.41%):4,100円
- 高金利銀行(1.0%程度):10,000円
- 最大優遇金利(2.0%):20,000円
「え、最大で20,000円?」って感じですね。何もしなくて、これだけ得できるって、結構大きいですよね。
しかも、これは「何もしない」だけで生まれる差です。
高金利の銀行
2025年10月時点の高金利銀行ランキング(普通預金・税引前)をまとめました。
| 順位 | 銀行名 | 普通預金金利 (%) | 特徴・ポイント |
|---|---|---|---|
| 1位 | 島根銀行スマートフォン支店 | 0.50 | 全国で口座開設可能。通常金利で高水準。 |
| 2位 | auじぶん銀行 | 最大0.65 | Pontaポイント貯蓄も可能、住宅ローン金利も低い。 |
| 3位 | 東京スター銀行 | 最大0.60 | 条件はあるが高水準。生活圏まとまる人におすすめ。 |
| 4位 | SBI新生銀行 | 最大0.42 | SBI証券と連携。サービス充実。 |
| 5位 | あおぞら銀行BANK支店 | 最大0.50 | 条件なしで預けやすい。 |
| 6位 | GMOあおぞらネット銀行 | 最大0.50 | 学生・主婦におすすめの好金利口座。 |
| 7位 | PayPay銀行 | 最大2.0 | 条件付き優遇金利。預ける額が多いほど金利アップ。 |
| 10位 | 楽天銀行 | 最大0.44 | 楽天ポイントもたまる。経済圏で金利・還元率アップ。 |
| 11位 | イオン銀行 | 最大0.25 | お買い物でもメリットあるオールマイティな銀行。 |
| メガバンク | 三菱UFJ・三井住友・みずほ | 約0.20 | 安定性・利便性は高いが金利はやや低め。 |
ネット銀行を中心に、条件の有無や特典込みの金利など差があります。特にPayPay銀行は条件付きで非常に高金利ですが、条件クリアが必要です。口座開設時にキャンペーン詳細条件を確認すると良いでしょう。
一方メガバンクは金利は低めですが安心感と利便性のバランスが特徴です。自分の利用状況に応じて複数口座を使い分けるのも有効です.
まとめ
「銀行なんて、どこでも一緒」って思ってませんか?
実は、銀行選びで、毎年の利息が大きく変わります。さらに、投資をしてるなら、銀行と証券会社の連携で、もっと効率的に家計を工夫できます。
メガバンクに預けてるなら、今すぐネット銀行や高金利銀行に乗り換えることをおすすめします。手続きも簡単だし、家計管理もラクになりますよ。
ただし「条件付き金利」には注意。自分たちの生活に合った銀行を、慎重に選ぶことが大切です。
家計管理を工夫したい主婦なら、「銀行選び」は、絶対に無視できないポイント。さあ、あなたも高金利の銀行に乗り換えてみませんか?

