【40代・50代からの資産形成】楽天証券の始め方決定版！投資と貯金の黄金比率も解説

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はじめに：40代から始める「スノーボール投資」のススメ

「40代投資遅いかな…」と不安に思っていませんか？

結論から言うと、全く遅くありません。むしろ、資金力がある40代は、複利の効果で資産を雪だるま式に増やす「スノーボール投資」は40代からのスタートに最適な時期です。

最近は40代女性の投資ブログなども増え、同世代が積極的に資産形成を始めています。特に、老後資金を自分一人で準備しなければならない40代独身の投資家や、教育費と老後資金の狭間で悩む子育て世代にとって、今動き出すことは将来の大きな安心につながります。

この記事では、投資初心者 40代の方に向けて、楽天証券の失敗しない始め方と、多くの人が悩む「いくら投資すべきか」という戦略まで踏み込んで解説します。

準備編：手元に用意する2つだけ

口座開設の申し込みをスムーズに進めるために、まずは手元に必要な書類を準備しましょう。今はスマホがあれば、郵送でのやり取りなしで、最短翌日から取引が可能になります。

必ず必要な「本人確認書類」と「マイナンバー」

楽天証券の口座開設には、以下の組み合わせで書類が必要です。**「スマホで本人確認（eKYC）」**を利用するのが最も簡単でスピーディーです。

パターンA（一番おすすめ）：マイナンバーカード（個人番号カード）
- これ1枚で「本人確認」と「マイナンバー提出」が同時に完了します。
パターンB：通知カード＋運転免許証
- マイナンバーカードを持っていない場合は、この組み合わせが一般的です。

注意点： 提出する書類の住所・氏名が、現在のものと一致しているか必ず確認してください。引っ越しなどで変更手続きが済んでいない場合、口座開設の審査に通らない可能性があります。

実践編：失敗しない楽天証券の始め方【5ステップ】

ここからは、実際の画面の流れに沿って、口座開設から取引開始までの手順を5つのステップで解説します。

ステップ1：メール登録と本人確認（eKYC）

公式サイトの「口座開設」ボタンからメールアドレスを登録すると、専用のURLが届きます。スマホでアクセスし、画面の指示に従って、用意した本人確認書類とご自身の顔を撮影してください。これが「eKYC」と呼ばれる最新の本人確認システムで、数分あれば完了します。

ステップ2：【最重要】納税方法は「特定口座（源泉徴収あり）」一択

個人情報の入力時に、最も悩むのが「納税方法の選択」です。結論から言うと、投資初心者は**「特定口座（源泉徴収あり）」**を必ず選んでください。

なぜおすすめなのか？ これを選んでおくと、証券会社があなたに代わって利益から税金を計算し、納税まで自動で行ってくれます。つまり、会社員の方であれば、原則として面倒な確定申告が不要になります。年末調整だけで手一杯という忙しい現役世代には必須の選択です。

ステップ3：NISA口座も「同時に申し込む」が正解

非課税制度「NISA」は、老後資金作りの強い味方です。楽天証券では、総合口座と同時にNISA口座も申し込めます。「とりあえず後で…」と後回しにすると、再度本人確認書類の提出などが必要になり、非常に面倒です。他社ですでにNISA口座を持っていない限り、ここで**「開設する」**にチェックを入れておきましょう。

ステップ4：ログイン情報受け取りと初期設定

審査に通ると、ログイン用のIDとパスワードが送られてきます（メールまたは郵送）。初めてログインすると、勤務先情報（インサイダー取引防止のため必須）の入力や、暗証番号の設定を行う初期設定画面に移ります。画面の案内は親切なので、落ち着いて入力すれば大丈夫です。

ステップ5：入金して「守りの投資」をスタート

初期設定が済めば、いつでも取引可能です。楽天証券は、主要なネット銀行やメガバンクからの「リアルタイム入金」に対応しており、手数料無料で即時に入金が反映されます。まずは少額から、投資信託などを購入してみましょう。

40代・50代のための必須初期設定

口座開設ができたら、投資効率を最大化するために以下の設定を「最初に」済ませておきましょう。これが楽天証券を使う最大のメリットと言えます。

マネーブリッジ（楽天銀行との連携）

楽天銀行の口座をお持ちなら、必ず**「マネーブリッジ」**を申し込んでください。証券口座と銀行口座が自動でつながり、投資資金が不足した際に銀行から自動で入金されたり、使わない資金が自動で銀行に戻って優遇金利（普通預金金利が大手銀行の何倍にもアップ）が適用されたりします。資金移動の手間がゼロになる「自動化」の仕組みです。

楽天ポイントコースとSPU設定

「ポイントコース」の設定を「楽天ポイントコース」に変更し、1ポイントでも良いのでポイントを使って投資信託などを購入する設定（SPUの条件達成）をしておきましょう。これにより、楽天市場での買い物でもらえるポイント倍率がアップします。「投資しながら、普段の買い物もお得になる」という好循環が生まれます。

よくある質問（FAQ）：始める前の不安を解消

Q. 楽天証券がもし倒産したら、預けた資産はどうなりますか？

A. 原則として全額保護されます。 証券会社は、顧客の資産と自社の資産を分けて管理すること（分別管理）が法律で義務付けられています。万が一の際も、私たちが預けた株式や投資信託は保護される仕組みになっています。

Q. 口座開設にお金はかかりますか？維持費は？

A. すべて無料です。 口座開設費用、口座管理手数料などは一切かかりません。取引をせずに口座を持っているだけなら、費用は0円です。

「投資」と聞くと身構えてしまいますが、楽天証券の口座開設は、ネットショッピングの会員登録とさほど変わりません。 40代・50代からの資産形成は、時間との戦いでもあります。少しでも長く運用期間を確保するために、まずは今週末、スマホから申し込みだけでも済ませてみてはいかがでしょうか。

40代のリアルな投資戦略：貯金と投資のバランスは？

口座が開設できたら、次に悩むのが「いくら投資に回すべきか」という投資をしていると貯金とのバランスが40代特有の問題です。

20代・30代とは異なり、40代は教育費や住宅ローンなどで現金が必要な場面も多いため、攻めすぎも守りすぎもリスクになります。

40代の「貯金・投資・現金」黄金比率

一般的に、40代貯蓄投資割合は、「年齢％を現金で持つ」という考え方（例：40歳なら40％が現金、60％が投資）が一つの目安と言われています。

しかし、より現実的な40代預金投資割合は、生活防衛資金（生活費の6ヶ月〜1年分）を確保した上で、残りの余剰資金を投資に回すのが鉄則です。

投資現金比率 40代の目安：
- 攻めの姿勢（独身・共働きで余裕あり）: 現金30%：投資70%
- 守りの姿勢（教育費ピーク・貯金少なめ）: 現金70%：投資30%

「みんなはどれくらい？」と貯金や投資の割合で40代中央値や40代投資平均額が気になるかもしれませんが、他人の平均値よりも「自分はいつ現金が必要か」を優先してください。

独身・既婚別の考え方

ライフスタイルによって、取れるリスクは異なります。

40代独身投資の場合：自分自身の老後資金が最優先課題です。教育費がかからない分、貯金投資割合 40代独身の方は、やや投資比率を高めて積極的に資産形成を行う余裕があります。iDeCoなどもフル活用しましょう。
子育て世帯の場合：近い将来必ず使う「教育資金」まで投資に回すのは危険です。それは確実に現金で確保し、10年以上使わない老後資金を投資に回すという色分けが重要です。